#105 Dear My Abyss「くとぅるふのやつ」編【ゲームで勉強したいんです。】

クトゥルフ好きならより楽しめるノベルゲームです。

 どうもこんにちは! 久々にノベルゲーをやってみようと思ったら意外な方向に行ってしまった咲村です。今回はSwitch版の「Dear My Abyss」を紹介したいと思います。前々から目をつけていて、やりたいと思っていたのでストーリー紹介をまったく見ていなかった系です(笑)。これクトゥルフものだったんですね…。

ストーリーのオチなどのネタバレはありませんが、スクリーンショット自体にネタバレ要素が含まれる場合もありますのでご注意ください。

かなりテキスト量の多いオーソドックスなノベルゲー

 まずはいつもどおりタイトル画面から。

タイトル画面

一見華やかな感じだけど…

タイトル画面

ボタンを押すとヒェッ

 続いてオプションをチェック!
オプション

かなり細かい設定が可能

 ノベルゲームにあってほしい設定変更は大体できるみたいですね。個人的には、メッセージ領域の透明度はデフォルトよりちょっと不透明に振ったほうが見やすいかも、と思いました。と言いつつ、スクショはデフォルト状態で撮っているのですが(笑)。メッセージ速度はいつもどおり最速にしました。あとはシーンの切り替えがハッキリわかったほうが好きなので、タイトル表示をONにしました。

 次はEXTRAを見てみると――

エンディングリスト

エンディングは全部で6つ?

タイトル

タイトルってなんじゃろ…?

 これから遊ぶところなので、見事になにもありません(笑)。この「TITLE」というのは、わかりやすく言うとスチル一覧でした。といっても、このゲームは画面上にキャラクターがほとんど出てこないゲームなので、キャラ絵というよりもこう、抽象的な感じの絵が多かった印象です。詳しくは後述します。

 一通りチェックが終わったところで、いよいよゲームスタート。ノベルゲームあるあるの、意味深な文章から始まります(笑)。

OP
OP
 1枚目のスクショがちょっと特殊な表示で、2枚目のほうがデフォルト表示です。つまり、画面の下部にメッセージウィンドウが出るタイプではなく、画面全体がメッセージウィンドウになっているんですね。なので必然的に文章量が多くなるのですが、そこはきっちり配慮がなされていて、改行幅がかなりとってあるので、文字で画面が埋まるといったことはほとんどありませんでした。
冒頭

背景が入るとこんな感じ。やっぱりウィンドウの透明度が高すぎかも?

 フォントは何種類か使われていましたが、どれも読みやすい感じだったので、文字を読ませるゲームだけにかなり気をつかっている気配がしました。とはいえ、やはり文章を読むのが苦手な人には向かないゲームですね、あたりまえですが(笑)。
バックログ

バックログ機能も完備。任意の位置に飛べます

 序盤少し進んでから、
さきむら
そういえばセーブってどうするんだろう?
 と思い出していろんなボタンを押したところ、Yボタンでメニュー画面が出ました。
メニュー
操作方法
操作方法
 このZLボタンを使ったショートカットが非常に便利でしたね。機能面においてはほんと至れり尽くせりで、言うことない感じでした。

1冊の本と、4人の女子高生を軸にしたオカルト・ストーリー

 物語は、公式サイトの内容紹介にもありますが、昴という女の子のところに怪しい本が届いたことから動きはじめます。

本
手紙
さきむら
怪しいとしか言いようがない……(笑)
 この本を燃やしてみようぜ!となり、昴を含む3人で実際に燃やしてしまいます。
昴

おとなしい女の子

魅栖華

快活な女の子

風見

ヤンキー風の女の子

燃やす
燃やす
 こんな感じで、キャラクターは基本的にシルエットで表現されます。一部ちゃんとしたイラストの部分もあるのですが、どうやら内面を深く描くときにしか出てこない?みたいです。
キャラ絵

出てくるときはこんな感じ

 本を燃やしたあと、その本が戻ってくるところまで内容紹介に書いてあるのでここでも書きますが(笑)、その本に関係あるのかないのか、3人の周囲に奇妙なことが起こりはじめて……というお話です。正直に言うと、ストーリーラインに掴みどころがなくて、宇宙人は一体なにを読まされているんだろう?と思いながらプレイしていたのですが、途中でその理由にハッキリと気づきました。

 最初にも書きましたが、このゲームはクトゥルフものなんです。内容紹介には一切書いていないので、咲村も途中まで気づいていませんでしたが(「ルルイエ」という単語が出てきた時点で、もしや?とは思いましたが…)、かなりがっつりとクトゥルフを下敷きにしたお話です。ストーリーがよくわからないと感じた最大の理由は、咲村にクトゥルフの知識がないからでした(笑)。

 咲村は別にクトゥルフそのものは嫌いでも苦手でもないんですよ。よく知らないので嫌う理由がないですし。ただ、クトゥルフものについては若干苦手意識があります。何故かというと、大抵のクトゥルフものは、クトゥルフがなんなのか知っている前提でお話が進んでしまうので、理解が追いつかないことが多いのです。なんかこう、雰囲気でわかれみたいな感じで、みんな詳しく説明してくれないんですよね……(笑)。

 このゲームも例に洩れず、細部は語られずに終わってしまうのですが、クリア後にEXTRAにあるTITLEの画像の詳細を見ると、ヒントとなる文章を読むことができます。そこで少しは補完できました。そのあとクトゥルフに詳しい人の解説を読んで、やっと内容を把握できた感じです(ノ∀`*)

さきむら
逆に言えば、クトゥルフ詳しい人なら最初からフルスロットルで楽しめそう

 あと、ストーリーの前半は前述のとおりクトゥルフネタがメインのオカルトものなのですが、後半に入ると急に昴という女の子の内面をひたすら掘っていくようなお話になります。ひたすら心理描写が続くシーンも多く、ストーリー展開を楽しみたい人にはちょっと向かないかもしれません。キャラの掘り下げという言葉では片づけられないレベルで深く潜るので、そういうのが好きな人におすすめです。

選択肢

すっかり忘れていましたが選択肢もあります!

 マルチエンディングなので説明も不要でしょうが、選択肢はちゃんとあります。ただ、数は多くないです。本当に読むのがメインな感じ。なので、機能はいろいろ完備されているけれど実はあまり使わないかも?(笑)

女の子同士の絆の物語が好きならオススメ

 いろいろ書いてきましたが、結局クトゥルフを知らないと楽しめないのか?というと、そうとも限らないのがポイントです。前述のとおり、後半は女の子の内面に深く入りこんでいくストーリーなので、グッとくる人は絶対いるはずだと思います。ちなみに咲村はというと、宇宙人であるせいか書いてある感情にはまったく共感できなかったのですが、それでも泣きました(笑)。

さきむら
単純に文章力がすごいよ!
 あとは、わからない部分も他の方の考察を読むことで補完できるので、考察好きなら楽しめそう。クトゥルフの入門としてどうなのかは、ちょっと判断しかねます。

 最後に、このゲームは文章の読みやすさにはこだわっているものの、肝心の内容でプレイヤーを混乱させるような部分も少しありました。基本的には一人称の文章なのですが、視点がですね、結構コロコロ変わるんですよ。特に序盤。ウィンドウに視点者の名前が出るわけじゃないので、内容で誰視点なのかを判断しなければならず、そこがすごくわかりづらかったです。一部、個人のルートに入ったあとでも別の人の視点が挟まってきたりします(笑)。ウィンドウの色が変わるとかあればまだよかったんですが……。

 あと、すごく個人的な好みの問題なのですが、クリック待ち記号と改ページの記号は別なものにしてほしかったな!と。これが同じだと、どのタイミングで改ページされるのか判断がつかなくて、スクショを撮りまくる羽目になってしまいました(笑)。

さきむら
スクショしない人にはまったく関係ないね!
 というわけで、久々にノベルゲームを遊んでみたらまったく範囲外のクトゥルフものだった、という出オチ感満載の感想でした(笑)。

 さて、来週はまた別のゲームを紹介したいと思います。お楽しみに!

さきむら
それではまた来週に~

(C)Berial/Regista.

Dear My Abyss

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