#111 Cluedo「じつはパズル」編【ゲームで勉強したいんです。】

推理ゲームと紹介されがちだけどやってみるとなんか違うんです。

 どうもこんにちは! 短時間で終わるものを……と考えた結果、またしてもパズルゲームばかりやっている咲村です。今回は「Cluedo(クルード)」を紹介したいと思います。公式サイトにあたるものはないかな?と思って探してみたのですが、見つからなかったのでとりあえず咲村がプレイしたSteam版のリンクを貼っておきます。元はボードゲームであったものをデジタル化したもので、咲村が確認できた範囲ではSteam版とAndroid版があります。iOS版も前はあったらしいのですが、消えていました(ビンゴみたいなのはあります)。あと、海外ではSwitch版も出ているみたいですね。

ストーリーのオチなどのネタバレはありませんが、スクリーンショット自体にネタバレ要素が含まれる場合もありますのでご注意ください。

見た目はとっつきにくそうだけど…

 このゲーム、存在を知ったきっかけはたまたまプレイ動画を見たことでした。動画内では「推理ゲーム」と紹介されていましたが、見ているうちに宇宙人は気づいてしまったのです。

さきむら
待ってこれ、咲村が長年求めていたパズルゲームじゃね!?
 一体どういうことかというと――その説明を始めると長くなるので、まずはいつもどおりタイトル画面からご覧ください(笑)。
タイトル画面

他のゲームとはちょっと違う感じですね

設定

設定はこんな感じ。もちろん日本語ありです!

 最初に一応ゲームのルールが表示されますが、この説明だけで理解できる人はほとんどいないのではないかと思います。
説明

これくらいならまだ読めるけど…

説明

これはもう読ませる気ないよね?(笑)

 すごく簡単に説明すると、メンバーの中で誰も持っていないカードを当てるゲームです。カードには「犯人」「凶器」「部屋」の3種類があり、それぞれ決められた枚数があってそれが全員に配られるのですが、正解の「犯人」「凶器」「部屋」は最初に抜かれるので、お互いに推理を披露しながら「誰がどのカードを持っているか」を確認することで、誰も持っていないカードを探っていく感じ。

 あれですね、ババ抜きをするときに最初にババを1枚抜くじゃないですか。それで終盤残りのトランプが減ってくると「これがババかな」って大体わかりますよね。ないカードを状況から推理するという部分では結構近いと思います。あとは人狼の、まだ全然わからないけどとりあえず推理をして答えを探る、という点が似ていると思います。その理由は、実際にゲーム画面を見ながら説明しますね。

さきむら
まあ咲村はグノーシアとレイジングループの知識しかないですけどね!
 Cluedoでは、ゲームを始める際にゲームの舞台や自分が使用するキャラを選択することができます。
舞台選択

デフォルトで選べるのは1種類

キャラ選択

キャラは6人から選べる

 実は咲村、Steam版を買う前にAndroid版が安かったので購入して遊んでみたのですが、そっちも同じ制限があって、他のも使いたい場合は課金が必要でした。でもSteam版は1220円なので、最初から全部入りなのかと思ったらそんなこともなく(笑)、なんか悔しかったのでこのあとしっかりシーズンパスを購入しましたよ!
さきむら
ちなみに、キャラや舞台を変えてもやることは一緒だよ!
 キャラごとに特別なスキルとかがあるわけでないので、好きな見た目や名前で選びましょう。CPと対戦する場合は、この時点で他のキャラも設定します。難易度もキャラごとに設定可能ですので、最初は全員イージーから始めて、ひとりずつノーマルに変えながら自分が面白いと思える難易度を探るのがおすすめです。
参加者選択

個人的には4人戦が待ち時間もほどほどで好き

舞台

ゲーム開始時に

舞台

必ず流れる

舞台

舞台のムービー

ゲームの目的
ゲームの目的

ここで3種類のカードが1枚ずつ抜かれます

ルール説明

相変わらず字が小さい!

 残ったカードが全員に配られると、ルーレットで誰から推理をするかが決められます。順番は席順なのでそこは最初から決まっています。順番を変えたいときはキャラ設定のところからやりなおしましょう。オンライン対戦の場合はロビーに入った順とかかな?(やってないのでわかりません)
ルーレット

勝手にとまります

ルーレット

今回はオーキッドから

 順番が決まったあとは、1人につき1回ずつ推理をしながらゲームは進んでいきます。

自分や他人の推理に対する周囲の反応から、答えを割り出していく

 ではどんなふうに答えを絞っていくのか、実際に見ていきましょう。

 順番が来たキャラは、まずダイスを振って(ここがボードゲームっぽいですね!笑)、移動する場所を決めます。数字が小さいと行ける範囲が狭く、大きいとどこへでも行ける感じです。この「向かう部屋」が、推理のひとつになります。他のメンバーに「この部屋のカードを持っているか?」と尋ねるためには、自分が実際にそこへ向かわなければならないのです。

広間

今回は広間に向かったので

広間

「広間」のカードが最初からオープンに!

 続いて、他の人に持っているか尋ねたい「犯人」と「凶器」のカードを選択します。このとき選ばれたカードは、参加している全員見ることができます。
推理

オーキッドは「ピーコック」が「短剣」で「広間」で殺したと推理

さきむら
まだ全然情報が出てないのに推理って???
 このゲーム、基本的には「推理ゲーム」と紹介されることが多いので、ここで疑問に持つ方も多いかもしれません。厳密には推理しているわけでなく、推理するための情報を得る目的で言いがかりをつけているんですね。そう、これは言いがかりです!(笑) 推理というとややこしいので、ここから先は言いがかりと呼ぶことにします。

 さて、この言いがかりが言いたいことはつまり、「誰か「ピーコック」か「短剣」か「広間」のカード持ってる?」ということです。これに対する返答を、決められた順番で行っていきます。このゲームの面白いところは、「返答する順番が決まっている」ことと、「持っていたら絶対に知らせないといけない」という点です。

確認中

今回の順番はスカーレット(咲村)→プラム→マスタードとなっています

 画面をよく見てもらうと、キャラの顔アイコンの近くに小さな吹き出しが出ているのがわかると思います。オーキッドの「?」は現在彼女のターンだから。咲村のところに「×」が出ているのは、オーキッドが持っているか尋ねたカードをどれも持っていなかったからです。一方プラムには「✔」がついていますよね。これはプラムが3枚のうちどれかを持っていたということを示しています。

 そしてもうひとつ大事なのが、スマタードには吹き出しが出ていないということ。これは、誰かがカードを持っていた時点で、確認作業が終了してしまうことによります。つまり、マスタードがこの3枚のカードのうちどれかを持っていたかどうかは確認ができないんですね。この仕組みがゲームをより面白くしているので、よく考えられているなぁと思います。

 ちなみに、プラムが何のカードを持っていたのか、知ることができるのはターン主(今回の場合はオーキッド)だけだったりします。なので、他の人は何のカードを見せたのかを考えて情報を絞っていくわけです。

さきむら
でも、そんなのいちいち覚えてられないよ?
 となるので(笑)、このゲームには最初から情報を絞り込むための仕組みが付属しています。気になっていた人もいるかもしれませんが、画面の右側にある表みたいなのがそれです。
表

選ばれたカードの位置は自動でハイライトされます

 この表、一見わかりづらいですが、慣れると超楽しいやつです。上にある3つの丸がプラム、マスタード、オーキッドに対応しています。このように色別に表現されるため、慣れるまでは自分の以外のキャラは違った色味のキャラにしたほうがいいですね(グリーンとかいます)。

 今明るくなっているのは、プラムが3枚のカードのうちどれかを持っていたからで、プレイヤーはその位置に自分なりのマークをつけることができます。マークにはいろんな種類がありますが、やっぱり数字を入れるのがいちばんわかりやすいと思います。↑のスクショでは3か所に「1」を入れています。このあとゲームが進んで、この「1」が入った場所のうち2か所に「×(未所持)」が入れば、残りの1か所が「✔(所持)」とわかります。(最初から横線が入っているものは、自分が持っているカードです)

 ただし、ここでもひとつ引っかけがありまして……プラムは確かに3枚のうちのどれかを持っているわけですが、実は2枚持っている可能性も3枚全部持っている可能性も残されているのです(笑)。なので、正確には「1枚以上を持っている」というのが正しいんですね。この点もこのゲームを面白くしているポイントだと思います。

 さて、次がちょうど自分のターンなので、流れをおさらいしながら画像で見ていきましょう。

手順

まずサイコロを振ります

手順

行ける場所の中から選びます

手順

言いがかりをつける相手を選びます

手順

言いがかりをつける凶器を選びます

手順

プラムが舞踏室のカードを持っていました

 前述のとおり、順番は咲村→プラム→マスタード→オーキッドなので、最初のプラムが3枚のうちどれかを持っているとわかった以上、他の2人が持っているかどうかは確認できませんでした。また、所持が判明したカードは右の表に自動で「✔」が入りますが、これも前述のとおりプラムは他の2枚も持っている可能性はまだあるため、さっき使った番号とはかぶらないように「2」を付しておきます。

 こんな作業を順番に繰り返していって、どのカードがこの場にないのかを探っていく……それがこのCluedoというゲームであります。答えがわかったら、自分の番になったときに最終追求をすることができます。CP戦の場合は失敗した時点でゲームが終わってしまうので、慎重にやりましょう!

終盤

終盤の表はこんな感じ。なおこのときは絞りきれずCPに負けました(笑)

 さて、ここまでの説明を聞いて、「これが推理ゲーム?」と感じたあなたは多分正しいです。このゲームの面白い点は推理ではないと咲村は思っています。右の表を使って可能性をひとつひとつ消していくのが楽しいんです。

さきむら
っていうか、こういうペンシルパズルあるよね?
 そう、これは宇宙人の大好物……マトリックスパズルが無限にできるゲームだったのです!(どーん)

マトリックスパズル好きには特に全力でオススメします!

 ペンシルパズルにあまり詳しくない人は、マトリックスパズルというものを聞いたことがないかもしれません。というか、1つのパズルについている名前が多すぎてファンでも大混乱なのですが(笑)、論理パズルやロジックパズル、推理パズルといった言い方もするパズルで、咲村が好きなペンシルパズルのうちの1つです。しかしこれ、大きな問題がありまして……

さきむら
実は文章問題なんですよ……
 パズルなのに!(笑) 基本的に文章を読みながら解くものなので、パズル雑誌以外ではめったに見かけません。なので知らない人が多いのも当然なんですよね。そして解く機会が圧倒的に少ない!
※マトリックスパズルについて、ニコリさんのページの説明が短くてわかりやすかったので、よろしければそちらをご覧ください。
  WEBニコリ > 各パズルのルール > 推理パズル
 しかしこのCluedoなら、マトリックスパズルを半永久的に楽しむことができるというわけです(笑)。すげぇ!!! もっと早くこのゲームと出会いたかった……と宇宙人ながらに思ったものです。いやこれほんと、マトリックスパズルファンはみんなやって……ほんとやって……。

 じゃあそのマトリックスパズルはどんだけ面白いのよ?と言われたら、また倍くらいの文字数が必要なので今回は割愛しますが(笑)、マトリックスパズルに限らずペンシルパズル系が好きな人なら楽しめるのではないかと思います。逆に、「推理ゲーム」と言われているからと推理を期待すると、肩透かしを食らってしまう可能性が大きいです。(実際に推理を期待して買った人のがっかりレビューも見かけました)

 しかし現実としてこのゲームは基本的に「推理ゲーム」として紹介されることがほとんどなので、この紹介が少しでもパズル好きな人に届けばいいなと願っています。刺さる人には本当に面白いゲームだと思いますので、興味がありましたらAndroid版が安いので(230円)ぜひやってみてください! スマホは画面が狭いため、表が収納式で一手間必要なのと、アプリ自体が重いところもありますが、それ以外はSteam版とほぼ同じですので。

勝利

やりなおして勝ちました(笑)

勝利

アサルト画面もあります

 さて、来週はまた別のゲームを紹介したいと思います。お楽しみに!

さきむら
それではまた来週に~

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Cluedo

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