消失の謎より人間関係が気になるゲームです(笑)。
どうもこんにちは! 積みゲーが200本以上あるのに新しいゲームを買ってしまう咲村です(大抵Steamのせいですが…)。今回も「Everybody's Gone To The Rapture™ -幸福な消失-」を紹介したいと思います。いよいよストーリーについてちょっと語りますので、あまり情報を入れずにプレイしたいかたは、プレイ後に読むのを推奨します。
徐々に明らかになってくる人間関係
前回書いたとおり、ストーリーは章立てになっており、それぞれにメインの登場人物がいます。が、出てくるエピソードには当然それ以外の人もたくさん登場するため、最初は把握がなかなか大変です。

語られるエピソードは、どれも町から人が消える前のもの。どうやら町に奇妙な病?のようなものが流行り、みなさん戸惑っている様子です。感染性のウイルスを疑われたのか、外への道は封鎖されつつある模様。そんな状況なので、住民はみな精神的に不安定ではあるのですが……
しかしそれよりも咲村が気になってしまったのは、昼ドラばりにドロドロな人間関係のほうでした(笑)。一応本作のメイン主人公は「ケイト」という町の外からやってきた研究者?であり、地元の青年「スティーブン」と結婚して、今では一緒に研究しているのですが、研究者同士なので意見が合わないことや、互いの手柄に思うところがあったりして、あまり良好な関係ではないみたい?(ハテナばかりなのは、咲村が勝手に感じた印象だからです)
しかもこの町はスティーブンの地元なので、スティーブンが昔つきあっていた彼女なんかもいらっしゃって……あとは大体わかりますね?(笑) 見ていてほんと「これ昼ドラか!?」と思ったほど、人間関係が素直にドロドロしていて面白かったです。母と子の確執とか、こういったシチュエーションだからこそ見えてくる、本当の気持ちみたいなものが垣間見えて、群像劇として見応えがありました。
一部特定の操作が必要な場面も
光の玉が飛んでいった先で見るイベントですが、実は2種類ありまして。近づくと勝手に始まるものと、コントローラーを動かす必要があるものがあります。咲村は最初、画面に表示される指示の意味がわからなくて、ずっとコントローラーをグルグルしていました(笑)。

田舎の美しい風景や、人間ドラマが好きな人にオススメ!
最後にまとめを。人が消失した原因・理由については、咲村的にはちょっと物足りなくて、そこは残念でした。ただ、このゲームは他のアドベンチャーゲームのように、資料系のアイテムがないため詳細を語りづらく、表現方法としては人の台詞に頼るしかない側面があるので、仕方がないのかなとも思います。ゲームデザインの問題でそうなってしまったんだな、と。
だからこそ、それ以外の部分――美しい風景とか、人間ドラマが非常に見応えのあるものになっているので、そちらを評価したいですし、そういうのが好きな人には向いていると思います。ただ、ゲームとしては前回も書いたとおり、基本的には町を歩きまわるだけなので、その行為を面白いと思えない人にはまったく向きません(笑)。評価が分かれる原因は、まさしくここにあるのでしょうね。
さて、次回はまた別のゲームについて書きたいと思います。お楽しみに!
今週のDQⅩコーナー
次のアプデには復帰したい宇宙人がアストルティアの風景を紹介しているコーナーです。今回は2回目の滝を臨む集落です。
今でこそ、ルーラストーンがたくさんあるのであまり使いませんが、最初の頃は復活ポイントをわざと変えて、死んで移動する(デスルーラ)も結構使っていました。そういう意味では教会は重要なポジションだったのですが、今ではほとんど行くことがないんですよね。毒の治癒も、仲間の蘇生も自分でできますし。時代は変わりましたねぇ(笑)。

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