もくじ
ユーモアにあふれたポイント&クリック謎解きアドベンチャーです。
どうもこんにちは! 案外ポイント&クリックのジャンルには手を出していない咲村です。今回は「バートラム・フィドルの冒険 エピソード1:霊刻なる事件」と「バートラム・フィドルの冒険 エピソード2:惨々たる誤算」を紹介します。このゲーム、実は存在をまったく知らなかったのですが、Switch版がセールになっていたのでなんとなく買ってみました。たまにはそういうこともあります(笑)。元々はスマホアプリなのかな?
個性的な世界観、キャラデザインが面白い
ではさっそくタイトル画面から。基本の機能はほとんど同じなので、とりあえず「エピソード1」を基準に説明しますね。(ちなみに現在2までしか出ていません)
咲村はなんの情報もなくはじめたので、このフィドルさんが一体何者なのかもサッパリわかりません(笑)。しかも、とても現実とは思えないキャラデザインの町なので、一体どんな冒険が待っているのやら…。
操作できるようになると、簡単なチュートリアルが出ます。
実は咲村、最初はタッチでなくてスティックでカーソルを動かしてプレイしていました。しかしこのゲームは、反応のあるオブジェクトの上にカーソルがあっても、形が変わったりしません。なので、それぞれの背景に反応があるのかを細かくチェックしていく必要があります。

意味がよくわからなかったのですが、とりあえず画面を長押ししてみたら、なんと! 反応がある場所を視覚的に教えてくれる便利機能でした(笑)。えええええ、これ知ってるのと知らないのとでは、かかる時間が全然違う大事な要素じゃないですか。
もしかして1でも使えたのかな?と、再び1の冒頭をプレイしてみたのですが、ちゃんと機能していました……ああ、もっと早くに知りたかったよ。1の冒頭にも出ていたのかな、この文言。もしかしたらやっぱり意味がわからなくてスルーしていたのかもしれません。
ちなみにもうひとつ、2になってから知った機能に「連続タッチで走る」というのがあるのですが、これは本編中では説明がありませんでした。2はただでさえあっちこっち行かされるので、かなり大事な機能であるはずなのに、ネット検索で初めて知ったくらいです(笑)。
こういう不親切さはユーザーを逃すだけだと思うので、ぜひ作中でしっかり説明してほしいですね。せっかくいい機能なのにもったいない。これからプレイする人はぜひ憶えておいてくださいね!
さて冒頭の説明に戻りますが、廊下に飾ってある絵(写真?)を確認すると、フィドルさんがどんな人間であるかがおおよそわかるようになっています。

さて、フィドルが1階に降りるとFAX……でなく電報? なにやら届いていました。
ギャビンと合流して居間に行くと、今度は奥さんがいました。
が、ここでアクシデント! 人とぶつかって、鞄が入れ替わってしまうのです。そこでぶつかった人に声をかけようとしますが、相手はなぜか逃げ出してしまいます。
1章はここで終わりなのですが、今回は簡単にストーリーを説明しているだけで、実際にはこのあいだにいくつかの謎解きがすでに発生しています。基本的には解かないと先に進めない構造なので、序盤の謎は易しめですね。
冒険屋だけどやっていることはほぼほぼ探偵でした(笑)
これからどんなふうに話が続くかというと、実は1章の最後でぶつかった相手が、現在世間を騒がしている殺人鬼であり、フィドルは彼を捕まえるために捜査したり追いかけたりすることになります。
ちなみに、このアドベンチャークラブにはホームズとワトソンも所属していますが、このゲームのホームズは本当に性格が悪いので(笑)、ホームズファンにはおすすめしづらい感じですね。ワトソンはかなりイイ人で、いろいろ助けてくれるんですが…。
また、このゲームはエピソードごとに単品で発売されていますが、ストーリーは完全に繋がっており、殺人鬼のジェフを捕まえるまでの話になるようなので、プレイする場合は1からをオススメします。
謎解きの内容的にも、咲村は1のほうがプレイしやすくて好きでした。2は難易度がグッと上がっているのですが、そのあげかたが意地悪な感じがして(笑)。一度に行けるようになる範囲がやたらと広くなり、下手をすれば端から端まで往復させられることもあるので、道なりに限られた範囲で謎解きを楽しめる1とは楽しみかたも違うのかなぁと。解き応えがあるほうが好きな人は、2のほうが向いてるかもしれません。
これは冒頭のチュートリアルの一部で、ギャビンは人よりも力持ちで頑丈なサイクロプスなので、いろんな場面で役になってくれるのですが……実際にプレイしてみると、ギャビンには無理だから反応しないのか、それとも指示出しがうまくいっていないのかが判断つかない場面が多々ありました。
ギャビンにもタッチポイントがあるので、タッチしてから対象物を触ってみたり、そのままドラッグしてみたいといろいろ試しましたが、どれが正解なのかいまだにわからなかったりします。その辺の操作説明も含めて、もう少し丁寧なチュートリアルだったらよかったのになぁと。
ポイント&クリック系が初めての人にもオススメです
いろいろ書いてきましたが、謎解きの仕掛け自体は(柔軟な発想が必要なところもありますが)結構よくできていますし、1の難易度は初心者にもオススメできると思います。気に入ったら2もやってみる流れがちょうどいいのではないかと。個人的には個性があるキャラや、思いがけない展開もなかなか面白いので、何気に3以降も期待して待っています。
今週のDQⅩコーナー
今週もバージョン4.5のメインストーリーについて少し触れたいと思います。ストーリーの話題は今回がラストです。あんまり話すとネタバレになってしまいますからねっ。
ストーリーが進むと、どこかで聞き覚えのあるマデ神殿という場所に行くことになるのですが(笑)、ここがなかなか宇宙人好みの場所でした。
どうですかこのロケーション! このあたりで咲村は結構テンションがあがっていたのですが……肝心のストーリーはというと、これも理由が自分でもいまいちわからないのですが、これまでのバージョンのなかではいちばん盛りあがらなかったかもしれません。(あくまで個人の感想です)
やっぱり、プレイヤーは自分を投影してストーリーを進めているわけで……家族についての話でプレイヤーの心を揺さぶるのは、相当な力量がないと無理だったのではないかなぁと。なんだかんだ言ってもプレイヤーから見たら「他人の家族」ですからね……ちょいちょい出てくる兄弟(姉妹)ですらあまり親近感わかないのに(笑)。
あと、これだけ長い期間ストーリーを進めてきているので、正直憶えていないところがたくさんあります。きっと今回の話は、最初から連続でやっていれば充分に感動できる話だったんじゃないかな、と思いました。あとで射影機で復習してみるのもいいかもしれませんね。

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