#75 Flood of Light「ふしんせつだよ」編【ゲームで勉強したいんです。】

全体的に不親切なんだけど、わかると面白いパズルゲームです。

 どうもこんにちは! 「不親切」ってゲームを人にすすめるときの言葉じゃないよね?と我ながら思う咲村です(笑)。でもね、逆に言えば最初からそれを理解してやれば楽しめるゲームなわけですよ。というわけで、今回は「Flood of Light」を紹介します。咲村はSwitch版でプレイしましたが、スマホとかでもできるっぽい?

ストーリーのオチなどのネタバレはありませんが、スクリーンショット自体にネタバレ要素が含まれる場合がありますのでご注意ください。

のっけから不親切のオンパレードでした(笑)

 これ、雰囲気がよさそうだったのと、安かったのでなんとなく買ってみました。「光」を利用するパズルゲームが多いなか、どう差別化しているのか気になった部分もあります。で、実際にプレイしてみて、パズル自体は面白いし雰囲気も音楽も(特にピアノ音が好きなので)とてもよかったのですが、冒頭から何度も書いているとおり(笑)「不親切」なところが本当に惜しい。

 なので、これから遊ぶ人がスッと入っていけるようにという願いもこめて、あえて不親切な点を説明していこうという趣旨の記事です。興味があればおつきあいください。

 ではさっそく、いつものようにタイトル画面を見ていきましょう。

タイトル画面

主人公の女の子のようです

タイトル画面

ボタンを押すと項目が出る

 おそらく一般的に多くの人はそのまま「NEW GAME」に行くと思うのですが、まあ咲村なので他の項目をまず確認しますよね(笑)。でも、この行動が実は必要不可欠でした。
ギャラリー

ギャラリーにはまたなにもない

設定

設定項目はこんな感じ

操作方法

「Controls」を開いたところで、ようやく言語が英語であることに気づいた

 最近の多言語化されているゲームは、自動で日本語に設定されていることが多いため、ちょっとびっくりしました。もしそのままゲームを始めていたら、チュートリアルが英語で出て初めて「あれ?」と思うんじゃないでしょうか。

 最初から日本語に設定しないならせめて、わかりやすい位置に言語変更できるボタンを置いておいてほしいところなんですが……とりあえず操作方法を理解することは諦め(笑)、その下の「System Settings」を見ると、そこにありました。

システム設定

設定を変更したら右下のボタンで反映

システム設定

これで内容がわかる~

操作方法

操作方法はこうでした。結構いろいろありますね

 というわけで、自動で日本語に設定されていないのが、まず1個目の不親切ポイントです。しかも言語変更がトップ画面にないですからね。もし子どもがやろうとしたらちょっと困るかもしれません。

 では気を取り直してゲームを進めていきましょう。まずはチュートリアルステージですね。

チュートリアル
チュートリアル
チュートリアル
 Lスティックでキャラを移動させて、Yボタンで光を引き寄せる。はい、ここで不親切ポイントその2です(笑)。説明がこれしかありませんが、大事なのは実は光と主人公の距離。Yボタンを押すと主人公の周りに白い円ができますが、その範囲内にある光しか引き寄せられないことが説明されません。

 しかもこの白い円が結構色が薄くて、最初気づかなくて「なんで引き寄せられないんだろう?」と悩んでしまいました。……いえ、私が先に進みすぎてからYボタンを押したのが悪いんですけど(笑)。逆に言えば、指示どおりしていてもその大事なポイントに気づけないってことなんですよね。

 あと実はこのチュートリアルにはもうひとつ不親切ポイントがありまして。最初なのにいきなり何個も光の玉をゲットさせられてますよね? んで、先に進むと――

チュートリアル

Rボタンで召喚?

チュートリアル

召喚された白い二重丸みたいなやつ

チュートリアル

それを使ってなぞると、光を移動させることができる

 これが本当に大雑把すぎる説明でして……このときも主人公の周囲の白い円の範囲でないと光が届きません。また、明かりを灯すにはケージと同じ数だけの光の玉が必要なのですが、このチュートリアルでは自動でその量の玉を所持させられているため、プレイヤーはそのことを意識する隙がありません。(もちろん気づく人もいるとは思いますが)

 こういうゲームの場合、手持ちの光の数とケージの数から考えて行動するのが大事になってくるので、最初は1つの光を1つのケージに、次は2つの光を2つの隣り合ったケージに、と段階を踏むと自然に理解できると思うのですが、このゲームはそこをすっ飛ばしているのです。

チュートリアル

ちなみに、石碑のようなものに光が届くと水位がさがって先に進める

 で、この「本当に基本的な動作しか教えてくれない」(笑)チュートリアルステージが終わると、ステージ選択などができる場所に移動します。そしてここにも不親切ポイントが潜んでいました。

ステージ選択

これが全景。ここでいろんな情報が見られる

 機能をひとつずつ見ていくと、まず左のロボットはいきなり動きません(笑)。多分コンプすれば動くんじゃないかと思います。その右隣にあるラジオ?みたいなものは、近づくとコンプ率を教えてくれるようです。で、エレベーターと謎の入り口を過ぎて、ポストみたいなものは、ゲーム内で見つけられる過去に関する手紙を参照できるようです。
ポスト

まだなにもない

双眼鏡

双眼鏡でなにか見える?

 いちばん右には双眼鏡がありますが、これの意味が最後までわかりませんでした(笑)。水が引いていく様子とか、光の柱の立ち具合とかを見ればいいのだろうか……。

 しかし、それよりもなにより咲村が困ったのは、

さきむら
どうして入り口が2つあるのかなぁ?
 ということでした。どちらの前に立っても、入り口アイコンが出るんです。しかも最初は左の入り口がエレベーターであることもわかりませんでした。普通に考えれば、左側からやってきたんだから、左側にあるほうに先に入ってほしいんじゃないかと感じると思うんですが、でもドアが開いているように見えるのは右の入り口なんですよね……(笑)。

 で、悩んだ結果右の入り口から入ってみたんですけど、結論からいえば失敗でした。エレベーターで進んだほうにチュートリアルの続きがあったので、最初に行くのはそっちが正解なんだと思います。右側はすぐ進めなくなって戻ってきました(笑)。

 これ、どうして最初から開けておいたんでしょう? せめてエレベーターで○階までクリアしたら開く、とか条件つけてくれれば、誰も悩まずにすむと思うんですが。――というわけで、これからやる人はエレベーターに直行しようね! 宇宙人との約束だよ!!(笑)

 余談ですが、他の人のプレイ動画を見たら、やっぱり初見で右に入った人がいましたよ。エレベーターが閉まって見えるのが問題なのかも。いえ、エレベーターだから扉が閉まっているのは当然なのですが(笑)、そもそもエレベーターだということが見た目からはわからないのでね……。入ろうとしてボタンを押すと階数選択が出るので、そこでやっとわかる感じです。

エレベーター

8階が終わったあとに撮ったので、こんな感じ

ようやく本編のスタートです

 右の入り口から入った記憶はなかったことにして、いよいよ本編のスタートです!(笑) とはいえ、前述したとおり、実はまだチュートリアルの途中みたいな感じでしたので、説明がちょいちょい出ます。

8階

場所の名前が表示される

8階

同じチュートリアルですね

 賢明な読者のみなさんならおわかりかと思いますが、光を引き寄せるには主人公との距離が重要だと説明しましたよね? つまりこの場面、真ん中あたりに立ってYボタンを押せば両方同時に引き寄せられるということで、多分それを伝えるために2個並べたんじゃないかと思いますが、そういった説明は一切ないんですよ(笑)。これが不親切以外のなんだというのでしょう……。

 そして進んでいくと、新たなギミックが登場します。

8階

あの光を吸いたい…

 上にある光を吸いたいのですが、あの高さでは主人公の白い枠の範囲外のため、届きません。で、1つのケージにたくさんの光が入っている状態だと、このスクショのようにケージに枝ができて、残りの光の玉の数(=この場所から使用できる数)がわかるようになっています。

 そして、枝についている光の玉にも移動可能エリアがあって、その範囲内のなかにあるカラのケージになら移動できる、ということなんですね。この場面では、そのままでは届かないので届く場所にあるケージに光を移して吸う、という一連の流れのチュートリアルのはずですが、繰り返しますがそんな説明はまったくありません(笑)。

 チュートリアルは見てのとおり必要最低限の内容。細かいことはプレイしていくうちにわかる? いえ、このパズルは最初から理解していないとおそらく楽しめません。正直咲村も、ちゃんと仕組みを理解するまでは、面白さがわからなくて最後までプレイできるか不安でした。

さきむら
そういうわけなので、チュートリアルの補足を書いていくよ!
 そして次の場面ですが、ここでも複数個のケージを一気に灯す行動を教えられるものの、必要な数の光は直前に与えられている状態なので、多くの人があまり意識しないのではないかと思います。
チュートリアル

光を移すと、持っている分が全部移動してしまうという説明だけど…

 この説明がまた、非常にわかりにくいんですよね(笑)。訳のせいもありますが、こういうゲームのチュートリアルはやっぱり文字じゃなくて実際に動いて見せてくれたほうがわかりやすいんですよ。

 この説明がなにを言いたいかというと、上の2行は「自分が複数の光の玉を持っている場合、選んで1個ずつ使うことはできず、移動させると全部の光が一気に移動するよ!」ということ。

 下の2行はぶっちゃけ前のチュートリアルと同じ内容を言いまわしを変えて言っている感じですね(笑)。「枝にある光の玉は、移動可能範囲内にあるカラのケージを灯すのに使える」ということです。どうしてこの内容がもう1回登場したのかというと、一定間隔で並んでいるカラのケージに光を灯していく行動が、この「枝についた光の玉を使う」ことを連続して行っている現象だからです。

 これが理解できると、灯したい数の分だけ光の玉を持っていないとそれができない、ということも理解できるのですが、繰り返しますがそんな丁寧な説明などありませんので(笑)、多くの人がチュートリアルに沿って無意識に行うと思われます。

 さて、どうしてここまでそのことを気にするかというと、このチュートリアルコースのなかに、それがわかっていないと罠に嵌まるエリアがあるからです(笑)。それがこの次に待っています。

8階

これが問題のエリア

 あ、書き忘れていましたが、最初に置いてあるフロッピーがオートセーブされるポイントで、詰んでリトライするとここに至ったところから始まります。そう、このゲームは詰みがあるんです。それなのに巻き戻し機能がなく、エリアの最初からになってしまうので、よけいに不親切なのはちょっと…と思ってしまうんですよね(笑)。

 で、パッと見このエリア、非常に簡単です。移したいケージに光がすでに入っていると、光が移動できないという説明が書かれていますよね。なので、下側のケージなら主人公の干渉可能範囲内なのでそれを吸って、上の枝の光を下に移すという流れです。流れなんですけどね――

さきむら
ちょっと待って、奥にも独立したケージがあるよ?
 これも本当に不親切ポイントで、ものすごい罠でした。意味ありげに垂れ下がっているうえに、他のケージとマークが違うので、灯さないといけないような気分になるじゃないですか?(笑) 宇宙人だけですか?

 でも、先述のとおり、2つの光を同時に持ってしまうと、1つずつ移動することができなくなってしまいます。そこで咲村は、下の光を吸ったあとに移動して奥のケージを灯し、戻って枝から下に下ろした光を再び吸って、それで石碑まで光を灯そうとしましたが、何度試しても光がそこまで伸びません。

8階

こういう状態になって、先に進めなかった

 もちろん地球人のみなさんはすでにお気づきだと思いますが(笑)、この場面では2つの光を同時に持たないと先に進めません。ですが、初見の咲村はまだ「複数の玉を持っていないと複数のケージを一度には灯せない」ということに気づいておらず、逆に「2つ一緒に持ってしまったら分離できない」というプレッシャーのほうが強くなっていたのです。

 どうしてそういうふうになったかといえば、ここまで説明してきたとおり、チュートリアルがあまりにも表面的な動作しか教えてくれなかったから。連続でケージを灯すシーンでは意識せずとも必要な数を持たされていたので、全然気にしていなかったのですね(2回目)。

 でもね、ちょっと待ってください。そもそもこのエリア、奥に紛らわしいケージが置かれていなければ、こんなふうに超簡単なパズルで詰まることなんてなかったはず。じゃあこのケージは一体なんなのかというと、なんと「やりこみ要素」でした。

8階

灯しても意味がなかったので外したら、説明が出た

 えー…これもまた不親切ポイントで(何個あるんですか?笑)、そもそも「芯」ってなんですか?って話ですよね。「手に入る」と言っても、物理的なアイテムというわけでもないみたい。この説明を見ても咲村にはまったく意味がわかりませんでした。

 というか、やりこみ要素ならこんな紛らわしい場所に置かないで、石碑の奥に置いてほしいです。手前に置くならちゃんとした説明が欲しい。仕方なくネットで調べたら、このマークが入ったケージはエリアの至るところにあり、すべてのそれに光を入れた状態でクリアするとコンプ、ということになるようだ。

 そのケージを灯すには普通にプレイするだけでは駄目で、きちんと最適化された行動を取らないと灯すことができないため、やりこみ要素になっているわけですね。この最初のエリアの場合は、先にそこを灯すのでなく、光を2つ持った状態で石碑まで光を伸ばしたあとで、下側の光を吸って奥に灯すのが正解、ということでした。

 ほんとこのゲーム、入り口が2つあった件といい、ちょっとしたことでユーザーが引っかかりそうなことをわざとしてるんじゃないかという気がしてきます(笑)。ただ、パズル内容をちゃんと理解しさえすればほどよい難易度の面白いパズルなんですよ。咲村もルールを理解してからやっと楽しくなりました。

手紙によって明かされていくバックストーリー

 さて、↑のスクショを見ていただくとわかるんですが、右側にポストのようなものがありますよね。これはエリア選択のステージにあったものと同じですが、これに手紙が入っていて、このゲームの背景が徐々に明かされていきます。

手紙
手紙
手紙
 さすがの咲村もパズルゲームにはストーリーを求めないタイプですが(笑)、でもこういったものはないよりも絶対あったほうがいいですよね。この少女がなぜたったひとりでこんなパズルを解いているのかがわかります。

 あとは各エリアにいるロボットたちも、ちょっとしたヒントを教えてくれます。

ロボット

たまに日本語があやしいときがあります(笑)

 そうそう、これはローカライズの問題だと思いますが、台詞の文字が長すぎて画面からはみ出ているところも数か所ありました。そういった部分も含めて、ちょっと雑に感じてしまうのが惜しいところですね。

 まあ最大のガッカリポイントはエンディングの演出なのですが……みんな酷い酷いと書いていたので、どれほどのものかと楽しみにしていたのですが、思った以上にあっさりしていました(笑)。道中の手紙の内容のほうがまだ凝っていましたね…。

 実はこのゲームは、全体的に操作感もあんまりよくありません。動作がモッサリしているし、自動的に動いたあとにスティックの移動をスムーズに受けつけてくれません。あと、Rでの光召喚は本当に操作しづらいので、Switch版なら光を移す操作は断然タッチがおすすめです。

 あ、なし崩し的にまとめに入ってしまって入れ忘れましたが、階が終わるとリザルト画面が出て、次の階がオープンする仕組みです。

リザルト画面

女の子はかわいいですね(笑)

オープン

どんどん下にさがっていくみたい

 ちなみに例の右の入り口は、エレベーターエリアを全部終えたら行くといいと思いますよ(笑)。最低でも青い光のルール(あとから登場するギミックです)を理解していないと、先に進めないと思います。

 ――というわけで、いろいろ不親切な不満点を書いてきましたが、最初にも述べているとおりパズル部分は問題なく面白いし、雰囲気も音楽もとてもいいと思いますので、ここまでのチュートリアル補足を見て気になったらぜひ遊んでみてください!

 最後に、咲村がちょっと笑ってしまった場所を紹介して終わりたいと思います。

3階

なんと3階が黒石工場(青森県)だったんですよ……!(笑)

 さて、次回はまた別のゲームを紹介します。お楽しみに!

今週のDQⅩコーナー

 ストーリーを終えた宇宙人は現在、週1のレベリングをしながらやっていなかったクエストを消化しているところです。なので、今回はクエストの最中に撮影したスクショを紹介したいと思います。

NPC

ウルベア地下帝国のガラクタ置き場にいるNPC

 このドワ子さん、実は結構好みです(笑)。ドワ子はほんと衣装しだいでかなり化けますよね。この子はすごくいいカスタマイズしてるなぁと思いました。お友だちになりたいタイプですね! でも名前は忘れました。(宇宙人は3秒飛ぶと忘れる)

 続いて、すっごく久々にブオーンの体内に行ってきたんですよ。正直入り口すら忘れていました(笑)。

ブオーンの体内

非常に毒々しい体内

ブオーンの体内

迷子の迷子のお魚交換屋さん

 用があったのはこのお魚交換屋さんだったのですが、この子は一心にあやしいツボを見つめていました(笑)。あと、珍しく他のプレイヤーさんにも現地で会いましたね。街ではもちろんたくさんいるんですけど、フィールドに出ると案外会わないので、こんな遠い場所で会うなんてちょっと嬉しかったです。

さきむら
それではまた来週に!

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