観察眼と推理力が試される硬派なアドベンチャーゲームです。
どうもこんにちは! 早速Steamで遊んでみた咲村です。今回は「Return of the Obra Dinn」を紹介したいと思います。日本語でいうと「オブラ・ディン号の帰還」ですね。今のところPC版しかないようです。
さあ、船に乗りこむぞ!
このゲームは前々から面白そうだなとウィッシュリストに入れていたのですが、セールが来た&ちょうどフォロワーさんがおすすめしていたので、PC購入時にもらったポイントもあるし買っちゃおう!というわけで買いました。私がSteamで1000円以上のソフトを買うのは正直珍しいのですが(笑)、でも後悔はなかったです! 面白かった!!
といきなり褒めたところで、いつもどおりタイトル画面から。

設定のいちばん上にある、「モニター」が気になり、いろいろ変えてみたのですが――
どうやら、好きな色味で遊べる機能みたいです(笑)。デフォルトのやつに「Macintosh」と名前がついているのは、Macがもともとこういう色味だったかららしいですね。咲村は使ったことがないのでわかりませんでしたが、ずっと愛用している人にとっては懐かしいもののようです。あと、「出力」の項目については、画面のざらざら感?が違いました。
続いて操作方法なのですが……ここにひとつ落とし穴がありまして。咲村はコントローラーでプレイしていたのですが、スクショキー(F12)を押した瞬間にキーボード操作に切り替わるため、キーボード用の操作方法しかスクショを撮ることができませんでした(笑)。ま、まさかそんなところに罠があるとは。。。
あとは、ゲーム開始時にセーブ場所を選択します。基本はオートセーブなのかな? ゲーム進行中に「セーブ中」の表示は特に出ていなかった気がするのですが、一時停止をするたびに「セーブしました」と表示されていたので、心配な人はタイトル画面まで戻って終われば確実だと思います。
では、いよいよ本編スタートです。
これ、面白いなぁと思うのは、多分日本でこの手のゲームをつくると、主人公は刑事や警察、あるいは探偵になると思うんですよね。でも、海外だと保険の調査官が刑事ばりに事件を調査するっていうのが結構ある気がします。そういえばハロルドも保険調査の手伝いをしていましたね(笑)。こっちに比べて、メジャーな職業なのかな?
2色だからって油断は禁物
そして次の場面ではもう、船に着いていました(笑)。オブラ・ディン号は海上に停泊したままなので、小舟で向かったみたいですね。


のっけから酔い止めを投入したところで、第一船員の発見です!
実は、主人公が持ってきた鞄をオブラ・ディン号に乗せるようにお願いしたのですが、鞄が重すぎて持てねぇ!という叫びでした。仕方なく小舟に戻り、その場で必要なものだけ取り出すことに。
結構な厚さがありますが、全部読めと言われたのでとりあえず目を通します。……でも、あとからこの作業が非常に重要であることに気づきます。
見てのとおり、半端ないつくりこみです。実は現時点では白紙のページがかなり多いのですが、咲村的にこれだけはしっかり読んでおいたほうがいいと感じたのは、用語集でした。
この用語集を見てから乗員名簿を見ておくと、序盤のとっかかりがかなり楽になるのではないかと思います。そしてここで、手記と同じくらい大事な相棒である懐中時計も登場。
この懐中時計を使うことで、なんと! その遺体の人物が死んだときになにが起こったのかを、垣間見ることができるのです。
こんな感じで、まずは視界が制限された状態で音声が流れ、台詞があるときは字幕が出ます。プレイヤーは音声や背後の音から、その場でなにが起こっているのか想像する必要があります。そして、実際にコトが起こった段階で、その瞬間を切り取った場面に転送されます。
彼らはマネキンのように動きません。なので、その瞬間をじっくりと観察することができます。――とはいえ、これは多分意図的なものだと思うのですが、見てのとおり画面が結構ざらざらしている部分もあり、よくよく観察してもどうなっているかよくわからないケースは結構あります(笑)。ちょっとなら拡大できるのですが、限界があるので、もう少しじっくり見られたらよかったなぁと思いました。逆に言えば、それだけ見応えのあるシーンなわけですが。
あとは、実際に事件が起こった場所以外にも誰かいて、なんらかの行動を起こしていることがあるので、まわれる範囲で船内を見てまわるのが楽しかったです。
そしてこの情報がかなり重要なのですが――今回はこの辺りで終わりたいと思います(笑)。
ガチで推理したい人にはうってつけですね
具体的な推理の話は次回になりますが、このゲーム、ガチで自力推理したい人なら本当に楽しめるゲームだと思います。具体的になにを推理するかというと、乗客乗員60人全員の安否、死んでいる場合は死因、殺された場合は犯人などです。残念ながら理詰めだけではたどり着けない部分もあるのですが、大部分の人についてはよくよく観察して考えれば推理を楽しめると思います。できれば60人全員のタイムテーブルを書いてほしいですね(笑)。そこまでできたら本当に楽しそう。
さて、次回は推理の流れなどを紹介したいと思います。お楽しみに!
今週のDQⅩコーナー
最近の宇宙人は、毎週の討伐と試練くらいしかできていないのですが、合間を見てクエストを消化しています。
本は全部で6巻あるらしいのですが、週間マガジンなのに別々の自販機に入れているなんて……(笑)。しかも全部集めると1つの模型ができるという、某ムックみたいな仕様です。ちなみに、買った本は「だいじなもの」欄に入るのですが、そこから使用すると本の内容を少し読むことができます。完全にネタに走った内容でしたが……。

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