#78 Return of the Obra Dinn「すいりとあてずっぽう」編【ゲームで勉強したいんです。】

情報が出そろってからが勝負!?なアドベンチャーゲームです。

 どうもこんにちは! Steamゲームでは敵より酔いと戦うことが多い咲村です。今回も「Return of the Obra Dinn」を紹介したいと思います。実際どのように推理していくのかを、ちょっとだけ説明しますね。

ストーリーのオチなどのネタバレはありませんが、スクリーンショット自体にネタバレ要素が含まれる場合がありますのでご注意ください。

60名全員の安否や死因を確認する!

 まず、改めて本作の主人公の目的ですが、前回の最後にも書いたとおり、オブラ・ディン号の乗員乗客60名について、今現在生きているのか死んでいるのか、死んでいるならどうして死んだのか、殺されたのなら誰にどのように殺されたのか、等を細かく調べていくことになります。おりる保険金の額を決定するためです(笑)。

説明

ゲーム内でもちゃんと説明があります

説明

容易ではないどころか超大変です…(笑)

 では、前回紹介した最初の事件を細かく見ていきましょう。
冒頭

今回死んだのはこの人です

冒頭

手記にも記録されました

 ここで、もしかしたら「死んだ瞬間が見られるなら、誰がどう死んだのか簡単にわかるんじゃない?」と思う人もいるかもしれません。しかし実は、乗員乗客の名簿からわかるのは、名前や職業、出身国などだけで、容姿はわからないようになっているのです。つまり、見た目と名前の紐付けはできていない状態なのですね。今回の場合、死因はさすがに銃殺とわかりますが、一体誰が誰に殺されたのかはわかりません。
手記

死の場面の再現に登場しているキャラは、

手記

調べることにより情報を確認できる

 この殺されたキャラクターは、まだこの人物が誰なのかを特定する情報が足りないため、このようにぼやけた状態になっています。逆に言うと、はっきり見えているときは情報がそろっているので、ちゃんと推理すればわかる、ということになるので、いい案配のヒントになっていると思います。
答え

情報が足りなくても、わかっているところだけ先に埋めることは可能

 このスクショでいくと、「この人物」のところに本人の名前を選択し、「何者かに」のところも選択することになるのですが――
選択肢

選択肢だけでも膨大な量です(笑)

 この選択肢が結構親切で、仮入力にも対応しています。咲村は最初その意味がわからず、途中までうまく使えていませんでしたが……たとえば「船員」という選択肢は、当該人物が少なくとも乗客ではない場合に使えます。また、「甲板員」という選択肢は、甲板員のなかの誰かなのはわかったけど絞り込めない場合に入れておくことができます。そういった感じで、カテゴリ別に入れておけるのが結構便利でした。

 あとは「死因」の部分ですね。このスクショではすでに「銃殺」が選択されていますが、こちらにも細かい選択肢があります。

死因
死因
死因
 この死因なんですが、死んだ瞬間の場面を見られるなら、死因は簡単にわかりそうですよね。ところが、前回も書きましたがよくよく観察してもよくわからない場面があったり、死んだ瞬間よりも前の時間軸に死因があったり、なかには想像するしかない死因もあったりします(笑)。もしかしたら、ここがいちばん悩むところかもしれません。

 ちなみに、この身元と安否確認の選択については、3人分正解するごとに調査が進展します。つまり、3人分の情報をちゃんと埋めたつもりなのに進展しない場合は、どこかが間違っているということがわかります。このシステム、序盤はあんまりありがたみがないのですが、後半になればなるほどありがたさが増します(笑)。たとえば10人分セットした状態で、11人目を埋めたところで進展した場合、正解だった3人以外の情報はどこかが間違っていると確認できるからです。

 これ、ひとりずつ確認できてしまうと総当たりが容易になってしまうから、ぎりぎりのラインを模索したのではないかと思います。なかなか心憎いですね!

 さて、話を戻しますが、最初に遭遇する事件については、実は被害者は誰だかわからないものの、殺した相手はすぐにわかるようになっています。前回貼ったスクショをご覧になっているかたは、もうお気づきでしょう。「船長!」と呼びかける台詞がありましたよね。あの場面、実際には暗転しているので、呼びかけた人が誰なのかはわかりません。がっ。

手記

手記にはこうして台詞がちゃんと残される。親切!

 台詞の一部に「×」がついているのがわかると思いますが、これはどうやら被害者の台詞を示しているようです。(そういう説明があったわけではないが、多分そう)つまり、「船長!」と呼びかけたのは被害者なので、視線の先にいる相手が船長とわかりますね。

 この最初の事件を見たとき、咲村は思いました。

さきむら
みんなこんな感じで、結構名前を呼んでくれたりするのかな?
 安心してください。このあと、名前が出てくることはほとんどありませんでした(笑)。いえ、出てきたとしても、直接呼びかけるシーンは本当に少なかったです。だからこそ服装や関係性からの推測が大事で難しいのですが、この最初の場面は最初だからこそわかりやすくしてくれていたのですね。

 ひととおりの観察が終わると、その場面のどこかにある白いドアを通って現実へと戻ります。

戻るドア

こんな感じで不自然な場所にドアがある

重要なのは服装や関係性から推理すること

 調べ尽くして、現時点ではこれ以上進展がないと思ったら、次の死体を探します。序盤の場合は船長がいた部屋に入ると、新たな死体がありました。

序盤

また懐中時計を使って見てみると…

序盤

あたぁー!

 ま、また殺人事件がっ。ここでも同じように観察したりキャラを調べたりしていくのですが、実は咲村、見ただけでは片方が先ほども出てきた船長であることに気づきませんでした(笑)。人を見分けるのが本当に苦手なんですよね……なので、このゲームできるかな?とプレイ前はちょっと不安だったのですが、前に登場したキャラと同一人物である場合はちゃんとわかるようになっているため、杞憂でした。人物を混同させるようなトリックはないということですね。

 こうして死の場面を見る→情報を整理するというのがこのゲームの基本的な流れです。再現を見ていくと、それまで行けなかった船の内部(下の階)にも徐々に入っていけるようになります。ただ、船上に最初からある死体の数は限られているので、全部調べおえたらどうするのかと思ったら、再現の場面で出てきた別の死体が新たに現実に登場するという仕組みがありました。

再現

再現中に別の死体を発見!

再現

白い煙?をたどっていくと…

再現

新たな死体が出現!

 そう、実はゲームを進めるにつれて、船上に死体がどんどん増えていきます(笑)。生きている人は誰もいないけれど、見た目だけ賑やかに……。しかしこのシステム、結構良し悪しがありまして、前に見た再現をもう一度見たいと思ったときに、わざわざその死体のところまで行って懐中時計を使わないといけないのですよ。そして、見おわったらドアから出ないといけない。

 この一連の流れが、後半になればなるほど煩わしくなってきて、その場で確認できたらいいのになぁと何度も思ってしまいました。移動が多いとやはり酔いやすいですしね。船上を調査してまわっている感を出したかったと思うのですが、再現中も結局歩きまわることになるので、リアル船内では一度確認したものはその場で見られるようにしてほしかったなぁと思います。

 一方で、人物を特定するための情報への導線は結構細かくできている感じはします。

説明
説明
 とはいえ、ゲーム内のフォローではやはり限界があるので、本気で推理したいかたはメモを取る必要があるでしょう。特に、この物語はラストから遡って展開されるため、メモを取っていないのと誰がどの時点でいるのかいないのか、把握が大変になってきます。一応手記のなかで登場シーンをたどれる機能はありますが、それでいちいち確認するのは大変ですからね。やはり全員分のタイムテーブルをおすすめしたいです(笑)。

 ちなみにこのゲーム、漠然とプレイすると非常に難しいです。コツをつかむのに時間がかかった咲村は、最初4分の1も進めませんでした。

手記

進み具合は、最後のしおり?でわかるようになっています

 服装を見ても、どの職の人がどういう服装なのかよくわからなかったし、いつもセットで出てくるような人たちの関係性をあんまり気にしていなかったのですね。そこで、答えは見たくないけど、推理のためのヒントを書いている人はいないかな?と都合のいいことを考え探したところ(笑)、ちゃんといました! Steamのコミュニティにヒントだけ書き出してくださっているかたがいて、ありがたく利用させていただきました。

 おかげで注目すべきポイントがわかってきて、スムーズに進められるようになったので助かりました。死の場面の再現を全部見おわって、これ以上進めなくなった!という場合にはそういうヒントを見るものいいかと思います。考えるという行為が楽しいのであって、総当たりはけっして楽しくないですからね……(笑)。作業をするくらいなら、ヒントを見て考えたほうがいいです。それくらい難易度が高い部分もありますし、前述のとおり考えてもわからない部分もあるので、その辺は割り切っていいかと。

ストーリー重視ではないけれど、いろいろ考えたくなる

 ここまで推理面ばかり書いてきましたが、肝心のストーリーは意外というか……お見せした序盤からは想像できないような展開が待っています(笑)。時間軸的には、お見せしたシーンが終盤に当たるので、一体なにが起こって船長があんな行動を取っているのか、考えながらプレイするのも面白いと思います。ちょっとグロいようなシーンもあるにはありますが、色調がこんな感じなので、全然気になりません。

 総合的には、やっぱり自分で考えて解いていくゲームが好きという人には特におすすめです! ここまで細部まで考えさせようとするゲームは他にないですね。咲村はこれ、日本バージョンを出してほしいと思いました(笑)。登場人物がみんな日本人で、出身地が違い、それぞれの方言を喋る。これなら日本人にもわかりやすい内容にできそう。システム自体はほんといいと思うので、いろんなバージョンを出してほしいですね。最後まで理詰めで解ければなおよしです。

 では最後に、個人的に面白かったスクショを貼って終わりたいと思います。

スクショ

すごいとこに誰かいた(笑)

スクショ

どうやらこの人だったっぽい?

クリア

ちゃんと全クリしましたよ! 10時間ほどかかりました

 さて、次回はまた別のゲームを紹介したいと思います。お楽しみに!

今週のDQⅩコーナー

 前回の続きで、国民の健康のために辺境の地に置かれたという本の自動販売機を紹介したいと思います(笑)。

ダラズ大鉱脈

これは坑夫さんが買うのかな?

カルデア溶岩帯

ここは遠かった!

ガタラ大山林

ピクニックに向いてそうな場所(笑)

ガタラ大山林

買って逃げていくモンスが…!?

 新しいマップはあんまり立ち入ることがないので、こういったクエストで訪れるのはいい機会だと思いますね。討伐クエストなどもまだやっていないので、少しずつ進めていこうと思います。

さきむら
それではまた来週に!

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